柴犬タロのホームページ

☆☆☆ こちら まーちゃん工務店☆☆☆

まーちゃんの日曜大工ネタを公開させていただいています。
みなさんの何かのヒントや参考になれば幸いです。

080222
おばあちゃんのカメラを直せ!
引き続きカメラネタでございます。

−前回までのあらすじ−
まーちゃんはたまちゃんのカメラが不調なので、修理を試みた。直りはしたが別なところが不調になってしまった。そこで、おばあちゃんに新しいカ メラをプレゼントして、おばあちゃんのお古のカメラをタマちゃんにシフトしようと考えた。でも、このカメも調子が悪く電源を何度も入り切りしないとレンズ が出てこないのであった。

−今回のポイント−
1) 電池交換でおばあちゃんのカメラ直る
2) たまカメも電池交換で直る
3) 互換電池快調動作
4) ファームウェアバージョンUP
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1) 電池交換でおばあちゃんのカメラ直る
レンズが出てこない他にも電池も不調。寿命がきていて数時間でバッテリー上がり。少々出費ですが先ずは電池を新調することにしました。
新しい電池を充電していよいよ修理。あれ?電源をいれるとレンズが当たり前のように出てくるではありませんか。何度試してもちゃんと動きます。なんと電池が原因だったようです。
むむ〜。今も昔も電機製品の修理の第一歩は電源を疑え!なのです。(まーちゃんは業界人♪って早く気付よ→オレ)

2) たまカメも電池交換で直る
待てよ?…もしかして「たまカメ」も、か?…
フジフイルム純正ニッケル水素電池を新品のエネループに代えてスイッチON!!「ピポパ」(finepixの起動音)
な、直っちゃった!きれいに立ち上がるし、ストロボも直ぐに点灯OKになるし。
シャッターの半押しも何でか動くぞぉ。
しかし、元の電池はまだ充電回数も少ないのに寿命が来てしまうとは…。これは「メモリー効果」(注1)が原因かも。でも、たまカメはバッテリーアラームが出るまで使い切ってから充電しているのだが…
先ずは「放電」してみることに。もしメモリー効果なら復活する可能性がある。
それで放電してから再度充電すると、みごと復活です。エネループほど元気はないような気もしますが。やっぱ電源が原因でした。もー、早く気付よ→オレ

注:「メモリー効果」継ぎ足し充電をしていると起こるもので、充電するとすぐに満タンになって、使い出すとすぐに空になる現象。

詳しくはこちら
(サンヨー電気さんの電池のサイトに飛びます)

3) 互換電池快調動作
今回、F401の電池を交換しましたが、純正のリチウム電池は非常に高価。そこで禁断の互換バッテリーを使用してみることにしました。
互換バッテリーとはカメラメーカー以外の会社が同じように使える電池を割安で販売しているもので、私がネットで調べた限りでは大別して次の3つがあるようです。
(a) カメラのアクセサリを扱うメーカーが自社ブランドで互換品を製造販売(ケンコーなど)
(b) バッテリーの互換品を製造販売しているメーカーが自社ブランドで販売(バッテリーバンク(ROWA)など)
(c) 製造元がハッキリせず、販売もオークションなどで売られている模倣品(カメラメーカーの偽ロゴまで入ったものもあるとのこと)

いずれの電池もカメラメーカーは保証外です。値段は上の(a)→(c)の順で安くなり、同時に安心感も下がります。
信頼性は根拠資料が少ないので私にとってはどれも同じです。頼れるのは会社のネームバリューぐらいでしょうか。

以前、デジタル一眼レフのKissDigitalでケンコーのものを試して問題がなかったので、互換バッテリーにあまり抵抗はないのですが、さすがに( c)には怖くて手は出せないですね。てなわけで今回は(b)の互換バッテリーメーカー製を試してみました。

さて気になるお値段は…、うわさには聞いていましたが確かに安い。中国製セルのものは純正の1/5、日本製セル使用でも1/3のお値段。(セル:中に入っている電池そのもののこと)

あんまり安いのでFinepixF700のも購入することにしました。(これもバッテリーが上がるようになってきたので)
互換バッテリーメーカー製といっても中身(ケースの中の実際の電池)にも、日本製、台湾、中国製といろいろあります。日本製でもパナソニックとかGSとかいろいろある。
中国製セルにするか日本製にするかは、迷わず日本製にしました。日本製セルといわれても実際、中に何が入っているのかは分かりませんがなんとなく安心っていうことで。
発注後、3日ほどで送られてきました。
しかし、F700のは注文したのと違う物が入ってました。一応使える型名のものなのですが、パッケージに「富士フイルム」の社名まで書いてあって、 端っこには「MADE IN CHINA」と書かれています。純正品なのか、それとも悪名高い模倣品なのか。模倣品なら「MADE IN JAPAN」って書くだろうからこれは本物?などなど憶測が駆け巡ります。
クレーム付けて返品しても良いのですが、安いものだし面倒なのでこのまま使ってみることにしました(きっとこういうユーザーがいるから変な業者をはびこらせるのだろうなぁ)。


で、使用感は…
今のところ問題なく使えてます。おかげさま当りを引けたようです。
純正よりモチが悪いとか寿命が短いとか言われているようですが、この値段ですから80点も取れれば御の字でしょう。
電池の寿命が来たとき何処に捨てれば良いのか不明なところが少々不安ですが。

4) ファームウェアバージョンUP
F700は電池が元気になったものの入っているメモリーが128Mバイトと今どき寂しい容量。でも、F700はスペック上、256Mが最大容 量。128Mを256Mにしても美味しくないので何とかならんかとネットを漁っていたら大当たりの情報。ファームウェアをアップデートすると2Gまでいけ るらしい。富士フィルムのサイトにはそんなことは書いてない。あったのはピクトブリッジ(カメラから直接プリンタで印刷する機能)の機能拡張だけ。どうも メモリの対応は隠れバージョンアップのようです。プリンタ直接印字よりメモリ増設の方が価値があると思うが…。
宅配でも対応とのことでしたが、サービスセンターのある池袋まで足を運びバージョンを上げてもらいまいした。ちなみに費用は無料です。宅配利用の場合は輸送費かかりますけど。でも、横浜の外れから池袋までの交通費を比べたら宅配の方が安かったなぁ。
最近メモリが暴落状態なので2Gを買おうと思いましたがDxピクチャカードはレアものなのかあまり安くない、というかブランド品しかないので安 いのがない。しかも2Gはいきなりバイト単価が高くなるので今回は1Gで我慢です。それでも1Gが3000円で買えるというから嬉しいではありませんか。
これで出先でメモリ切れで困ることもなくなります。

と言うことで、今回はおしまい。






タロウさん宅コンパクトデジカメ紹介
(奥から)
Filepix 1500(たまカメ)
Filepix F401(おばあちゃんカメ)
Filepix F700(まーちゃん&あーちゃん用)
Finepix F50fd(新おばあちゃんカメ)
























富士フイルム製のニッケル水素とエネループ
たまカメ故障の原因はニッケル水素電池(写真左)の「メモリー効果」でした。
右のエネループはこの現象を改善した電池。自己放電が少なく充電後1年は90%の電圧を保持できるという






























電池比較
おばあちゃんカメの電池。写真下が純正、上が互換電池。ちゃんとROWAってメーカー名が書いてあるのがかえって安心。…あれ?


リチウムイオソ(そ)電池
あっ!純正と電池の種類が違う!新種のリチウムイオソ(そ)電池です(爆)。
この辺心配(T^T)


F700用リチウム電池
こちらはF700用リチウム電池。上が互換メーカから来た「純正」のもの。下はカメラ購入時に添付されていたもの。互換メーカーから来た物は中国製。

中国製だ・・・
中国製かぁ。本当に純正なのだろうか…





過去作品


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(こう言う注意文言書かないといけないのって、ちょっと悲しいですけど、ご理解ください。m(_ _)m)