070323
				
                  紙芝居舞台
                  
                   時々たまちゃんは、図書館から絵本と一緒に「紙芝居」を借りてきます。
                   読み手のあーちゃん&まーちゃんはその気になって読むのですが、何かが足らない。めくりにくいし、雰囲気がでないのです。
                  そうです。紙芝居の舞台が必要なのです。
                   購入しようと探してみると1万円から1万5千円が相場。思ったより高いので作ることにしました。
                  
                ☆材料
                   今回の材料費はまーちゃん工務店始まって以来の最安です。お値段なんと¥138!(え、え〜っ!やっす〜い!って、ここはTVショッピングじゃないぞ(^_^;)。
                   なぜこんなに安いかというと作業時間の短縮のために、手軽な段ボール箱を使ったからなのでした。
                   ホームセンターで紙芝居の絵の大きさにあわせて段ボール箱を購入。素材に戻ってもらうために、つなぎ目を丁寧にはがして一枚の板に。
                  
                    段ボール箱 483×366×298mm 厚さ5mm 
                  
                   後で調べて分かったのですが、意外とこのサイズ無いんです。要はB4サイズよりも一回り大きければ何でも良いです 
                ☆加工
                   作る部品は観客側?前面のフレームとお話しの絵を入れる後ろの箱の2つ。
                   前面フレームは段ボールの折り目を利用して舞台の「扉」になるように切り抜きます。
                   後ろの箱は厚さ5cmぐらいになるように作りました。つまみやすい様に指を入れる所も半丸で作ってあります。
                   実際に使うと背面ものは無くても何とかなりますが、正面側のものは必須です。
                   段ボールの接合は「ホットボンド」で接着しました。冷えると固まる接着剤なのでスピードが勝負です。薄手の両面テープか、木工用ボンドの方が良いかも知れません。
                   段ボール箱の大きさそのものが、紙芝居舞台の大きさになりますので、このままでは絵が真ん中にきません(絵より少し大きい)。このため、底と正面向かって右側にスペーサーが入っています。もちろんスペーサーも段ボール製でホットボンドで接着です。
                  
                ☆完成!あれっ?
                   さぁ完成しました。早速、試してみましょう。たまちゃんが描いた絵を入れて、始まり始まりぃ・・・。
                   あれっ?!お話しが読めない!。なんと、背面に台詞を読むための窓を開けておくのを忘れていたのです。
                   箱を潰さないように背面にも窓を開けて、今度こそできあがり。
                   いかがでしょう?それらしく仕上がりました。 段ボールが素材なのでチープ感はぬぐえませんが、紙芝居の演出効果は抜群です。
                ☆紙芝居の寸法について
                   戦後からデフェクトスタンダードとしてB4と決まっているようです。現在も受け継がれている伝統のサイズです
                ☆図面・寸法など
                   今回は現物合わせで作っちゃったので図面はありません。ざっとこんな感じです。
                
                  ☆最後に
                   今回の工作はカッターナイフでの作業が多く危険を伴います。段ボールは原料が紙なので簡単に工作できるように思いますが、波形が切りにくかったりして手が滑ると大ケガになります。もし作ってみようと思われる方はくれぐれも注意して作業して下さい。
                  <ご参考>
                   下記は エヌティー株式会社さんのカッターナイフの安全な使い方について書かれたページです。
                 
                  http://www.ntcutter.co.jp/safety.htm